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生々流転

日々の生活

香港澳門旅行記

大学に入ってから初めての海外旅行のような気がします。

行ったのは二月末で日本より暖かいと予想したが、前半の香港は普通に寒く(11℃)コートがほしいくらいでした。

香港はいくつかの島に分かれていて、夜景がきれいなヴィクトリアピークから人影が途絶えた無人島のような島までフェリーで行き、その島はいくつかの果物屋と公共図書館が一つ、小さな空っぽな幼稚園と廃棄された家電の山、団地から海へ向かうと海浜には野良犬が何匹も散らばっていて道路を見つめていて、夕方に船乗り場に向かうためにヤシ科の木の茂る小さな山を登り、熊やらイタチやらが出てきそうな空気を一列で切り抜け、頂上に近くなると大きな寝台のような丸い墓がオオオニバスのように道の両側山の斜面に浮かんでいて、丁度たそがれ時なので異様な雰囲気でした。

日が暮れるのを恐れシンデレラの気分で急いで山を下り、五時五十の船に間に合った。日はすでに暮れ、あたりには明かりが点いていた。

乗客の少ない小さいフェリーに揺られながら帰路に立つと、辺りは真っ暗になって波のおかげで辛うじて空と海の区別がつく。

全身で風を感じながら身を欄干の外に投げ出してみると、真っ黒い海の水に何もかもが吸い込まれそうで、海に浮かぶ島はまるで海面に角が生えたようだ。

もう少し運ばれると香港島の港の明かりがぼやけて見えるようになって、何艘ものフェリーの影が紙芝居のように海の上を泳いでいた。

夜の海は、生きている。