文鳥とピアノ

少しだけお付き合いください

生き方はレールに沿ったもん勝ち?

生まれてからひたすら忙しくて自分のために生きられた気がしない。幼稚園のあとは小学校、

 

そのあとは中学校、高校、大学、一息ついて

 

就活、就職、転職、そのあとは

 

婚活、結婚、育児、付きまとうものは

 

仕事の心配、老後の心配、健康の心配、

 

人生の悩みって多いなあ。それなのに立ち止まって悩む時間すらないのは変じゃない。すぐに答えを出せ、決断を出せ、優柔不断になるなだのはっきりしろとか言われるし

 

もうちょっとゆっくり生きちゃだめかなあ。ちゃんと納得するまで考えて、悩んで、試行錯誤して

人生でそういう時間が必要な人間は沢山いるはずだ。特に生きにくい人が多いこの国ではね。

 

先生が「どうしても学校に来るのが嫌だったらせめて図書室で本を読んでて」なんて言ってくれる人だったら、

 

上司が「成功することに拘るな、失敗しても自分に言い訳しないように」って戒めてくれる人だったら、

 

両親が「人生は一度切りだから気にしないでやりたい事を貫け」と背中を押してくれる人だったら

 

悩む必要もあんまりなかったのかもしれないけどさ、今更遅いかなあ

 

とりあえず今は、窓の外の雨を見ながらゆっくり目の前のことについて考えよう。

 

漫画 君たちはどう生きるか

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君たちはどう生きるか (岩波文庫)

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