文鳥とピアノ

少しだけお付き合いください

1年ぶりの更新

2018年も半ば。

 

実家で安室奈美恵の神々しさに酔倒されてより6か月

同窓会で悔いだけを残して同窓会から振袖を払い5か月

湯沢の雪の映えるまま温泉に浸りて4か月

京都の月と桜に心の騒がしさ隠しきれずに3か月

卯月の風に憂いを乗せたま新学期を受け入れて2か月

ブラックコーヒーを覗くような行く先に戸惑い1か月

愈々ただ嫌々と時間の底を漂う深海魚になり始め

 

私はなにをやっていたんだ。

自分なりに楽しい半年を送ってきたけど

理想と現実の間には未だマリアナ海溝のように深い溝があって

もう一つの世界線に生きる何もかも手に入れた自分が羨ましい

立ち止まればため息ばかり

未来はブラックコーヒーのような色をしてこちらを覗き込んでいた